主宰者プロフィール


大迫麻子

おおさこあさこ


着付け講師歴9年、着付け師歴8年。呉服屋母体の着付け教室にて講師・着付け師として勤務、のちにフリーランスとして活動を開始。フォトスタジオ着付け、美容院着付け、サークル内講師、出張レッスンなど、大船エリアを中心に活動中。



1983年 


鎌倉市大船に生まれる。二つ年上の兄が小学生の頃歌舞伎に目覚め、多少の影響を受けて育つ。兄はその後国立劇場養成所に入所し、歌舞伎役者の道へ(中村梅乃)。


●私は特にコレという道もなく、後先考えない若者でした(苦笑)


2003年~

 

最初の就職先は子役芸能事務所。退職後、歌舞伎座の求人を発見して応募。自身にとって身近で興味もあった歌舞伎に関わる場で、販売員として勤務することに。毎日着物姿のお客様を目にするうち、自分でも着物を着てみたいと思うようになり、独学で着物を着始める。


●最初は決まりごと無視のぐちゃぐちゃな着付けだったことが微笑ましく思い出されます。とにかく着ることが楽しかったんですね。誰にとってもそういう時期は大切です


2007年~ 


結婚と出産を経て専業主婦の日々。ごくたまに着物を着てみることもあったが、しばらく遠ざかる。子どもが一歳を過ぎた頃、母から『子ども預かるから行ってみれば?』と、近所の無料着付け教室を勧められて通い始める。初めて先生から直に習うことで、うまく着られるようになってくる。


●その教室で行われる、買うと言うまで離さないというような販売会にはうんざりでした。教室終了時アンケートにも、しつこいセールスはどうかと思うと書きました


2015年~ 


下の子どもの幼稚園入園を機に職探し。『働きながら着付け講師になるための勉強ができる』という呉服屋の求人を見つけて応募、なぜか即日採用。先輩講師に学びながら、自身も生徒を持つようになる。自装講師2年目に入る頃から他装も学び始める。


●呉服屋母体なので展示会が頻繁にあり、ここでもやっぱりセールスにうんざりしました


2017年~ 


講師仲間とともに出張着付けチームを立ち上げ、湘南エリアにて活動開始。振袖、留袖、訪問着、浴衣、七五三着付けなど幅広く請負う。


くらしのマーケットを利用してご依頼を頂いていました。出張着付けの需要が存外多いことを実感(現在、当着付けチームは脱退)


2018年~ 


個人でも着付けを請負うように。地元大船の美容院着付けを担当(2024年現在継続中)。


●元々はその美容室のいち客でしたが、施術中の会話から発展して着付け師として使ってもらうようになりました


2020年~ 


新型コロナウイルス到来。子どもが不登校になり、自身もうつ状態に。一旦すべての仕事から手を引く。成人式と単発の依頼のみ受けながら、細々と着物に携わる。


●人生で一番辛く苦しい日々で、二度と以前のようには働けないと本気で思っていました。子どもとともに行きつ戻りつ回復していく中、ボランティア活動など(大船1day親子ひろば)をしながら徐々に元気を取り戻していきました


2023年~


本格的な社会復帰を決意し、フォトスタジオ勤務開始。スタジオで求められる「スピードと見栄えを兼ね備えた着付け」に対して、自分のあまりの出来なさを痛感。今一度着付けを学び直そうと、以前より交流のあった着付け師・小西歩さんが運営する『はる着付けプロスクール』に入学。成人式の現場を増やす(前撮り現場、地方遠征等)。10月大船きものラボ立ち上げ、自装レッスン再開。着付けサークル講師なども勤める。


●日々の勤務に加え、スクールでのレッスンや練習会の機会が増えて、毎日のように着付けができる環境は忙しくも学びだらけの日々でした。間違いなくスキルが爆上がりした一年。この頃よく痩せたね~と言われました(笑)


2024~


活動名を「麻乃着物」に改める。実は2014から続けているハンドメイドベビー用品制作のスキルを活かして、手作り着物小物の開発に着手。


●2025からの新たな展開に向けて動き出しています。麻乃着物のこれからに是非ご注目ください!